11月26日(日)に東京競馬場で行われたジャパンカップでGIレース6連勝を圧倒的な強さで勝利したイクイノックス。
12月24日に行われる予定の有馬記念を勝てば1着の獲得賞金とボーナスを加えて7億円もの大金が入ってくる見込みがあるにも関わらずに引退が発表されました。
どのような背景があったのでしょうか?
イクイノックスなぜ引退?
有馬記念の出走見送り
GIレース6連勝のイクイノックス。ジャパンカップのレース後にノーザンファーム天栄に移動しました。
脚元などには異常はなかったが、レースの疲れが残っていて中3週で行われる有馬記念に向けて万全の状態に調整するのは難しいとして12月24日の有馬記念の出走を見送ったとのことです。
引退へ
イクイノックスの引退の理由は、正式な種牡馬入りのオファーがあったためとの説明がありました。
ジャパンカップ直後には、有馬記念の出場などを含めて、あらゆる可能性を検討するとしていた米本代表ですが、引退して後世へその血を受け継いでいく種牡馬としての道を選択しました。
有馬記念を勝てば1着賞金に7億円が入るのに?
もしもとか、タラればの話をしても始まりませんが、12月24日に行われる予定の有馬記念を勝てば1着の獲得賞金とボーナスを加えて7億円もの大金が入ってくる見込みがありました。
レースの疲れが残っているとのことで、仕方がないことだとは思いますが、、、イクイノックスは現在、牡の4歳。父キタサンブラックの初年度産駒として2021年8月に新潟芝1800メートルでデビューしました。
その後はG1・6連勝を達成。総獲得賞金は22億1544万6100円で歴代の最高額を更新しました。
イクイノックス引退して種牡馬入りへ
牡の4歳であるイクイノックス。引退して種牡馬入りへと決まりました。
果たしてイクイノックスが種牡馬入りとなると、いくらぐらいの金額になるのか?
非常に気になりますよね!
参考までに父である「キタサンブラック」は13億5,000万円でシンジケートが組まれました。イクイノックスの活躍を見ると20億?もあるかもです。
そう考えると無理をして有馬記念に出走させるリスクを取らないことは納得です。
イクイノックス 馬名の由来
GIレース6連勝のイクイノックス。馬名の由来は昼と夜の長さがほぼ等しくなる時。
イクイノックスの最強遺伝子を後世に伝える伝説の第2章、今からとても楽しみです。
イクイノックスの引退式
中山競馬場芝コースで12月16日 16時45分から開催されます。
公式YouTubeチャンネルJRAにて放送されます。
まとめ
イクイノックスの父はキタサンブラック、母父はキングヘイローという超良血統です。そして輝かしい戦績を残しました。
日時 | レース名 | 結果 | 距離 | 競馬場 |
2023年11月26日 | ジャパンカップ(G1) | 1着 | 芝2400m | 東京 |
2023年10月29日 | 天皇賞・秋(G1) | 1着 | 芝2000m | 東京 |
2023年06月25日 | 宝塚記念(G1) | 1着 | 芝2200m | 阪神 |
2023年03月25日 | ドバイシーマC(G1) | 1着 | 芝2410m | メイダン |
2022年12月25日 | 有馬記念(G1) | 1着 | 芝2500m | 中山 |
2022年10月30日 | 天皇賞・秋(G1) | 1着 | 芝2000m | 東京 |
2022年05月29日 | 東京優駿(G1) | 2着 | 芝2400m | 東京 |
2022年04月17日 | 皐月賞(G1) | 2着 | 芝2000m | 中山 |
2021年11月20日 | 東京スポーツ杯2歳S(G2) | 1着 | 芝1800m | 東京 |
2021年08月28日 | 2歳新馬 | 1着 | 芝1800m | 新潟 |
物凄い切れ味で前からでも抑えても万能な自在性。ルメール騎手も手綱を持ったままでの加速。
ジャパンカップでの雄姿。強すぎます!!!
イクイノックスから受け継がれる最強遺伝子がどのように活躍するのか?2027年以降のデビューが待ち遠しいですね♪